Keychron K8 Pro 使用感レビュー

雑記

前回の記事で、研究室にKeychron K8 Pro (White LED, Gateron G Pro 赤軸 JIS配列 ブラックボディ)を導入したことをご紹介しました。本記事では、その使用感を余すことなくご紹介しようと思います!

軸って何?赤軸って何?

軸とは、メカニカルキーボードに搭載されているキースイッチのことです。軸の種類は様々で、代表的なものには赤軸・青軸・茶軸があります。それぞれの軸の説明を軽くまとめます。詳細は他のサイトなどで調べてみてください。
赤軸:リニア軸と呼ばれ、キーを押し下げるほどスイッチが重くなっていくタイプの軸。他の軸(茶軸、青軸)と比較して、底打ち感が最も少ないため、静かになめらかにタイピングできる。
青軸:クリッキー軸と呼ばれ、接点部にはっきりとした感触があり、キーを押下した際にカチッと高い音が鳴るタイプの軸。タイピングに爽快感を感じることができる。押下圧が赤軸や茶軸と比較して最も大きいため、誤入力も抑えることができる。打鍵音がかなり大きいため、周りに人がいる場所での使用には不向き。
茶軸:は、赤軸と青軸の中間のような使い心地。

打鍵感

キーを押したときの間隔は、なめらかにすとんとキーが下がっていくような感覚です。キーを押し切ったあと、指を上げると、指に追従するようにスッと元の位置に戻ってくれます。打鍵音のイメージは、コトコトといった感じです。特に、シフトキーを押したときのコトコト感は格別です。(K8 Proは、K8 無印とは異なり、キースイッチがルブ済みとなっているため、キースイッチが押し込まれた時の摩擦が抑えられ、なめらかさが極限まで追求されている。)タイピングをするほどに、心地の良い音が耳を気持ちよくしてくれます。

パームレストは必要か

Keychron K8 Proは、高さがありますので、個人的にはパームレストを導入して使用することをお勧めします。私は手が小さく、パームレストなしだとかなり手首を上にあげる必要があったため、パームレストを導入して使用しています。
ただ、他の人のブログや動画などを見ていると、パームレストの導入なしで使用している方も見かけましたので、パームレストが必要かどうかもやはり個人差があるようです。

導入しているパームレストも、Keychronのシリコンパームレストになります。

Keychronのメカニカルキーボードを導入して変わったこと

Keychronのメカニカルキーボードを導入して、変わったことをまとめます。
①タイピングが楽しくなった。
②タイピングの速度と正確性が向上した。
明らかに速度と正確性が向上しました。検証のため、寿司打高級をプレイしたところ、なんと20200円を記録!(10200円分お得)メカニカルキーボード導入前のハイスコアは18000円程度だったので、なんと500円のお皿5枚分もスコアが向上しました。キーボードを変えただけで、特に練習・特訓などは行っていないです。

Keychron K8 Proを導入してからわずか2,3回目の挑戦で自己ベストを達成。一般人の中では早い部類ではないでしょうか。


③キーボード沼に飲み込まれてしまった。
キーボートのことをたくさん調べて検討を繰り返し、購入して使用する、その過程で、私はキーボードの奥深さに気付いてしまいました。そして、気が付いたらキーボード沼に飲み込まれてしまっていました。今はKeychronキーボードでほかの軸を試してみたい気持ちがあふれています。

これまで使用していたメンブレンキーボードに戻ってみると・・・

これまで使用してきたメンブレン式GALLERIA Gaming Keybordに不便を感じたことは一切なかったのですが、メカニカルキーボードの赤軸に慣れた後に触れてみると、今までよくこのキーボードで頑張ってきたなあと自分をほめたい気持ちになりました。というのも、キーを押し込んで離すときにまだ指は上げていないのにも関わらず、キーが指を無理やり上げようとしているような感覚を感じるのです。つまり、文字を打てば打つほど、指に疲れを感じることに気づきました。
また、理想的なホームポジションの位置からやや手がずれてしまい、キーに対して斜めに指が当たってしまうことってあると思います。そういったときに、押したキーがたわんで、正常にタイプできないことが多いことにも気づきました。また、無関係なキーがたわむことによって誤入力されることが多いことにも気づきました。これらの問題はメンブレンキーボードのいわゆる「ぶにゅんぶにゅん」に起因しているのでしょう。

こんな人にお勧めできる/できない

今回私が研究室デスクに導入したKeychron K8 Pro Gateron G Pro 赤軸ですが、人によって合う/合わないがあると感じました。私の主観で、こんな人にお勧めできる/できないをまとめます。

こんな人にお勧めできる!
・なめらかで、静かな打鍵を楽しみたい方
・カチカチ系よりコトコト系が好きな方
・筐体が重くても気にならない方
K8 Proは、重さが1Kgを超えます。つまり、定期的に持ち運ぶことは想定していないということです。
・パームレストを導入できる方
こんな人にお勧めできない!
・キーの底打ち感を楽しみたい方
底打ち感は皆無です。底打ち感を求める方は、茶軸や青軸を検討するべきかと思います。YouTubeなどで打鍵音は紹介されているので、ぜひ聞いてみてください。
・スコスコ、カチカチ系が好きな方
・机のスペースが限られており、パームレストを置く場所がない方
・キーボードを持ち運びたい方
・キーの軽さを追求したい方
赤軸であり、他の軸よりも押下圧は低いはずですが(45gf)、それでもルブの影響なのか、結構力がいる気がします。(私が非力で、そのように感じているだけかもしれませんが・・・)他社のキーボードでは、30gfなどのモデルも取り扱っていたりするので、キーの軽さを何よりも追求したい方は、他機種の検討もしたほうが良いと思います。

以上、Keychron K8 Pro 使用感レビューでした!気になった方はぜひ購入してみてください!

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