まずは間違った知識を一掃する
オセロの勉強を始める前に、まずは間違ったオセロの知識を一掃し、正しい知識を身に着けていこう。初心者が持っていがちな間違った知識を下に紹介する。いくつか当てはまる人がいるのではないだろうか。
①序盤からたくさん相手の石をとったほうがいい。
②端っこ(正しくは「辺」)をとったら有利になる
③隅をとると必ず有利になる
④序盤は中心の4×4から出ないように打つとよい
⑤常に自分の石が多い状態をキープするのが大事
今日からこれらの間違った知識を一掃し、以下の新しい知識を持つことが大事だ。
①序盤は少なめに相手の石を返したほうがいい。
②辺をとっても必ずしも有利になるとは限らない。
③隅をとると必ず有利になるわけではない。(初心者のうちは隅をとると有利になることが大半)
④” 序盤は中心の4×4から出ないように打つとよい ”なんてことはない!
⑤序盤は少なく。終局までは、自分の石の数は関係ない。石の数よりも打てる個所の数が大事。
これらの中でも、①と⑤はかなり大事なので、確実に覚えていてほしい。
盤面の名称の理解
盤面の名称
オセロの勝ち方を理解するうえで、まずは盤面の正しい名称を覚えることが大事だ。下に、盤面の名称をまとめた図を掲載する。(著者の説明では厳密な定義ができていない可能性があるので、定義まで正確に知りたい方は、オセロ上達の専門書などを読んで勉強することを進める。)
左側の列からa列、b列・・・h列と呼び、上の行から、1列、2列・・・8列などと呼ぶ。そして、一つ一つの着手個所を、列の名称+行の名称で表現する。(例:a1,d7,g5)
ラインの名称
これは初心者のうちは必ずしも覚える必要がないが、ラインの知識も覚えておいて損はないため、まとめておく。ラインとは、特定の着手個所から、特定の着手個所を結んだ部分に該当する着手個所一帯のことを指す。
・Cライン:特定のCから、対角に位置するCまでのライン。(a2-g8,b1-h7,g1-a7,h2-b8の4種類)
・Aライン:特定のAから、対角に位置するAまでのライン。(a3-f8,c1-h6,f1-a6,h3-c8の4種類)
・ホワイトライン:a1-h8までのライン。
・ブラックライン:a8-h1までのライン。
・()から()までの(ミニ)ライン
a5からd8までのミニライン、のように、()に好きな個所を入れることで、自分でラインを表現することができる。ラインの長さが短い時は、ミニラインと表現したりする。
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